ご挨拶:足立龍男 (FOREST GROUP代表)

誰かがやらなければ、と思うのです。

フォレストグループは元々、森林管理に取り組む「森のわ」、製材等の木工事を行う「木栄」、建築・不動産の会社である「栄建」の3社で事業連携をし、丹波の山林の6次産業化を行っていました。さらにそこに2022年度から「フォレスト・ドア」という地域課題に取り組むソーシャルカンパニーも加わりました。

事業の根本にあるのは『地域の無価値を価値化していこう』という思いで、フォレスト・ドアでも「林業」と「廃校」という、地方で価値が低いと言われているもののかけ合わせで新たなイノベーションを起こし、地域を盛り上げていきたいと思っています。

現在、林業の担い手不足は全国的な課題となっています。野放しとなった山の木々は土砂災害などの重大な災害を引き起こす可能性があり、また荒れた山林は価値が下がるため、さらなる担い手不足を生むという悪循環を起こしています。

森林整備を促進して災害にも強い持続可能な地域社会を形成するためには、『山が利益を生む仕組み』をデザインすることが重要だと私たちは考えます。
木材の生産から加工・販売までをグループ内で完結することによる大幅なコストカットの強みを最大限活かし、国内の林業分野における地方創生のモデルとなれるようなソーシャル・イノベーション創出に向け取り組んでいきます。

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